金利は上限も下限も大事

金利は下限のみじゃない?上限金利を見る事も時に必要な理由!

金利は片方以外も見る

サラ金の広告などを見ていると分かりますが、やはりどこも金利の値を全面的に押し出して提示しており、また私たちもその値を細かく確認する事から、金利という存在が非常に大きいのが分かりますね。
(⇒何はともあれ低金利が優先される理由

その中でも最もプッシュされている数値と言えば、やはり最大限まで枠を用意してもらった時の、最も低い金利…金利の下限値ですね。金利の下限ともなると4%台も珍しく無く、借りても低い負担で難なく返せるでしょう。消費者にとって魅力的な値を業者がプッシュするのは宣伝において当然の事ですね。

逆に金利の上限の値はそこまで押し出されません。金利の上限だと10%以上がほとんどですし、こちらばかりを押し出していると当然消費者は使う気にはなれません。わざわざ高い方の金利を参考としてカウントする人は少ないでしょう。

ですが、上限金利が全くの参考にならないかと言うと、実はそんな事はありません。下限金利も長く付き合っていくなら必須項目ですが、上限金利もまた大切である事を理解しておきましょう。

金利は上限も下限も大事

下限金利は言うまでも無く大切なのは分かりますが、何故上限まで見る必要があるのか?それは上限金利になる事が容易に想定される場合、こちらの金利からまず確認しておいた方がいいからなのです。

アルバイトや自由業の方でも作れる事は今の金融業界にとっては珍しくありませんが、作れるという事は良い条件がもらえる事と=ではありません。一般的に安定していないとされる職種の方だとどうしても審査の目は厳しくなり、収入や信頼実績の兼ね合いから上限金利に設定される事もさして珍しくありません。
(⇒審査に重要な信頼実績とは

当然申し込む以上は低い金利を希望するとは思いますが、低い金利を希望するなら当然それ相応の状態である事が必要になります。その状態を用意できないまま借り入れが必要になる事は十分考えられますし、そうなったら上限金利でも借り入れ枠を作らないといけません。その場合、上限金利と下限金利のバランスが良い場所にしておく方が金利負担は小さくなる事が多いです。

当然ですが、下限金利が狙えるなら出来るだけ下限金利が低い場所の方が返済が楽になります。審査を受けるまで分からないのが借り入れ申し込みですが、情報収集をしておけばある程度の目安はつけられます。上限も下限も金利にとっては大切な項目ですね。

まばらな金利の中で自分に必要な物を選ぶ

金利の上限と下限は業者によって非常にまちまちとなっています。サラ金はその振れ幅が少なめですが、銀行カードローンはこれが大きいので、どちらに申し込むかである程度の幅は覚悟しておきましょう。

金利は下限が目立ちますが、誰もが下限で借りられるわけではありません。その点だけはしっかりと心に刻んでおきましょう。