一括返済で負担を減らす為に考える点

一括返済で負担から解放!理想の完済方法の利点と注意点を見比べよう

返済は早ければ早いほど理想的

お金を借りれば当然返す事になりますが、お金を借りるという事は完済までは金利が発生し続ける事になります。年率で表示されている為細かい値は分かりにくいですが、基本的に金利は一日ごとに増えていると常に理解しておきましょう。
(⇒金利は一日ごとに加算されるのか?

そう考えると当然の結論として『お金の借り入れは早く返せば返すほど実質的な負担が小さくなる』という事です。精神的にも完済する事で余計な出費が無くなる分、軽い気持ちになるのは言うまでもありませんね。業者側からすれば時間がかかっても完済してもらえれば文句を言われる事はまずありませんが、完済が素早いとその分信頼に繋がるケースもあります。

となると理想と言えば一括返済が金利でも時間でも最も短縮できるという事になります。一括と聞くと何だかハードルが高そうですが、そんな事はありません。一括返済をするタイミングを考えればいいだけなのです。

一括返済で負担を素早く軽減しよう

一括返済というのは何も借りた直後の満額を全て返すという事ではありません。支払い途中で残高が残り少なくなり、払えると思ってから払う事も一括返済なのです。

一括返済のメリットは先にご説明した通り、金利を出来うる限り少なくする事です。年率というのは借りた額に対して発生する年間の金利の値であり、それは一日ごとに発生します。一括で返せばその時点で金利発生は無くなりますので、年率で見ても大きな短縮に繋がるのです。

しかし、一括返済は決して急ぐものでは無いのも事実です。例えば無理をして一括返済に生活費を充ててしまい、その結果として足りない分をまた借りる…というのであれば本末転倒です。一括返済の意味が全く無いと言ってもいいでしょう。
(⇒返済のための借り入れは厳禁!

つまるところ、手持ちに余裕があって、生活の為に欠かせないお金を除いたものが一括返済に充てられる金額となります。必要なお金すらも返済に充ててしまわないように、必ず家計を把握の上で一括返済を行うようにしましょう。

狙えるなら狙い、無理なら諦めるのが大事

日々発生する金利についつい急いで返そうと焦ってしまう方もいらっしゃいますが、自分の生活内で返せない金額なら一括で返してもまた新たな借り入れを生む可能性が上がるだけです。そうならない為に無理なら早々に諦めておき、計算の上で「どこまで来たら一括で返せるか?」という目星をつけておくといいでしょう。

一括返済は完済の理想ですが、目的ではありません。きっちりと無理なく、何よりも遅れる事無く完済する事が目的なのです。
(⇒遅れない返済こそが第一