サラ金・消費者金融の基礎知識・マメ知識

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借りたお金は正しく使う!サラ金を使うにあたって最も基本的な事とは

基本的な事を忘れないように

かつてサラ金が社会問題になるほどの悪いイメージを抱かれていた時代があり、この時はお金を返せず破産していく人が続出していました。もちろん今となってはそれも落ち着き、一部の方を除いては計画的に使う人がほとんどです。そうでないと、そもそも今の時代まで金融業が残っていないでしょう。

今が不況という事もあってお金を使わないからという背景もありますが、どうしてそんな時代があったのでしょうか?前述した通り今でも借りたお金を返せなくて破産する人は居ますが、ここまで違うのも不思議に思いますよね。

その理由の一つとしては高度成長期における無制限の貸し付けに加えて、経済が潤っている事によるお金に対する考え方が問題だったのです。それは今になっても通じる事ですので、しっかりと再確認しておきましょう。

借りているという事を忘れない

お金に溢れていた時代には借りたお金であるという観念が薄く、いくらでも稼げるし借りれるから…という甘い見通しが今以上に酷かったのです。それはサラ金から借りたお金を『借りているお金である』というような、当たり前の認識が出来ていなかったのです。

今のように総量規制が設けられていない時代は資金の調達も用意であった為確かに経済は成長しましたが、その後に訪れる不況を誰も想定していなかったのか、結果として無計画に借りていた人たちは次々に破産していったのです。今考えれば当然の流れであるのに、景気が良かった頃の浮足立った世論ではどうしようも無かったのでしょう。
(⇒総量規制が出来てから変わった事

そしてそれは、現代にも言える事です。減ったとは言えお金の借り入れが原因で破産する人は、同じような特徴があるのです。

それは先に説明した借りたお金を借りた物と認識できていない人たちです。そうした方たちはサラ金の借り入れをギャンブルなど普通ならまず使ってはいけないところにまで使ってしまう為、その事から借りたお金であると思われてもおかしくはないし、事実として多くの人が破産しているのです。

借りたお金である事を認識していれば問題ない

ここまで読むとサラ金が噂通りに怖い物に思われがちですが、それはあくまでも借りたお金をきちんと認識できていない人だけです。普通の方は借りたお金と自分のお金を区別できているでしょうし、それならばどんな場所で借りても問題はありません。

当たり前の事を連呼するようで申し訳ありませんが、とにかく借りたお金というのは返す事が義務と念頭に置き、計画的に使うようにして下さい。

ブラックリストの本当に意味は?あまり知られていない真実を公開!

事故記録にはご用心

サラ金という名称は今となっては正式名称とも言えないのかもしれません。何故そうなるかと言いますと、かつてのサラ金業者は自らを消費者金融と改めており、業界における正式名称がそちらに移っているからです。とはいえ私たち消費者にとっては名前が違うだけなので、人と話すくらいなら通じる方の単語でも問題はありません。

何故そこまでサラ金という名前を使いたがらないかと言いますと、サラ金と呼ばれていた時代に多数の事故記録者を出してしまったからなのです。サラ金自体にも問題はありましたが、それ以上に時代に踊らされてしまった方たちが無計画に借り入れを行い、それで破産する人を多く生み出してしまったのは、誰が悪い場合であれ、良い印象を持つのは難しいでしょう。
(⇒事故記録が与えるサラ金への影響

事故記録、と言ってもこれでは交通事故などと勘違いしてしまう方も多く、通じないという人も多いでしょう。それに代わってこれを指す言葉としては、ブラックリストという単語があまりにも有名です。

ブラックリストとは何か

ブラックリストという言葉は、借り入れなどについて調べていれば一度は目にするくらい有名ですが、実はこれは正式な金融用語ではありません。なのできちんとした業者はこの単語を積極的に使う事はほぼ無いと言ってもいいでしょう。『ブラックOK!』などと大々的に書くのはせいぜい闇金業者くらいのものです。
(⇒闇金業者の忍び寄る影

俗称ではありますが、ブラックリストが表す意味は最初に説明した通り、信用情報に事故記録を持つ人です。この事故というのは金融事故という意味で、主に遅延といった返済が滞った記録を指します。『ブラックリストはどこからも借りられない』というのは、そうした意味があって使われるようになったのでしょう。当然破産宣告などをしてもそうなります。

事実、このブラックリストという状態になれば、新しくサラ金やクレジットカードに申し込んでも、通る確率は絶望的と言ってもいいでしょう。ブラックリストというのは黒を意味する分かりやすさに加え、そうした不便さがあって広まった言葉なのです。

借り入れが出来ないくらいで…と考える人も居るかもしれませんが、高額ながらも手軽に使えるようになる携帯電話の月賦払いにおいても問題が生じるようになる為、実際にブラックリストになるという事は、普通の生活においても相当不便になる事は覚悟しておきましょう。

普通にしていればなる事は無い

ブラックリストという言葉はそれこそ金融関係を調べた事の無い人でも分かるくらいに有名ですが、そんなに多いというわけではありません。ようはお金を借りて返せない人がそうなるので、普通に生活できる人にとっては一生無縁であると言ってもいいでしょう。

借りたら返すだけでブラックリストになる心配は無いので、この単語に怯える事無く、必要になればサラ金を利用してみましょう。

あなたの借り入れ枠も危ない!?不正利用される可能性を減らすには?

借り入れには避けられない危険性

お金を借りる方法というのは様々です。私たち消費者に身近なサラ金、昔から貸し付け業を営む銀行、クレジットカードなどを扱う信販会社等々…いろんなものをひっくるめて考えると、お金を工面する方法の豊富さに改めて驚くはずです。

どの借り入れ先にも利点と欠点があるように、お金を借りる事自体にも利点と欠点は出てきます。利点と言えば自分の所持金だけでは用意できないお金を用意できる事により、その時でしか出来ない事を可能にしてくれる事です。むしろこれが無い場合、貸付業自体がここまで発展する事は無かったでしょう。

そして欠点と言えばなんなのか?金利が発生するという事が負担という意味ではそうなりますが、それは借りる以上の義務に近く、欠点というのは物議が醸し出されます。

借り入れ枠をお金である事も加味すれば、その答えとして紛失や不正利用が挙げられるのではないでしょうか。

紛失から起こる不正利用のリスク

紛失と言っても借り入れ枠をどうやれば…と思うかもしれませんが、現代における借り入れ枠というのはほとんどがカードで管理されます。カードと言う形態は極めて持ち運びが便利で借り入れる際にも簡単ですが、それがそのまま紛失リスクに繋がっているのです。

カードを無くして誰かに拾われ、それが不正に利用されてお金が使われた場合、原則として自分が払わないといけなくなります。これに関しては利用規約などにも記載されており、保険などが無い借り入れだと損害がそのまま自分の損失になるのです。

また、カードを持ち歩かないと大丈夫かと言えば、それも一概に言えません。サラ金を始めとした金融業者はインターネットへの進出も活発しており、とても便利になっています。しかしその反面、インターネットのウイルスを利用しての個人情報抜き出しが多発しており、ちょっとの油断から自分の借り入れ枠利用の為の情報が盗られる可能性は十分考えられます。これも便利になったからこそ生まれた問題ですね。

借り入れ枠の管理はとにかく厳格に

注意していても不正利用されてしまう可能性は捨てきれませんが、それでも何も対策をしていない人よりも、対策をして知識も持っている人の方が、リスクは下がるのが現実です。

カードの紛失に関しては無駄に持ち歩かず、インターネットに関してはセキュリティ対策をするように、何らかの方法で紛失と流出のリスクを軽減しておきましょう。

あなたに忍び寄る闇金の存在!違法な業者に騙されない為の基礎知識

暗躍していた存在

サラ金には悪いイメージが未だに付き纏っており、さながら違法業者のような印象を抱かれたり、サラ金で借りる事自体が悪い事のように扱われがちです。

お金を借りる事自体がどうしても後ろめたい印象を持たれてしまいますので、ある意味では多少は仕方がない事と言えましょう。ですが、火の無いところに煙は立たないというのも事実であり、お金に関してのトラブルは昔から絶える事がありません。それはサラ金というよりも、違法性が高い存在に言える事です。

そしてお金に関して違法な業者と言えば、闇金融業者において他なりません。金融知識が浅くとも闇金という言葉は聞いた事があるかもしれませんので、これからお金を借りようと思っている方は、確認の意味でも闇金に騙されない知識を身に付けておきましょう。

違法な金融業者の闇金とは

まず最初に言うなれば、サラ金が闇金というわけではありませんサラ金と言うのは現代における消費者金融であり、今では金利なども改定され、返せないような条件を付きつけてくる事はまずありません。

闇金というのは現代において届け出をしておらず、また法定金利なども守っていない悪徳業者です。当然違法な存在であり、摘発対象ともなっています。基本的には何も知らない方を騙してお金を貸し付け、法外な金利を要求して利益を上げる業者を指します。

さらに言うなら彼らにはルールなんて存在していないので、恐喝まがいの取り立てや陰湿な嫌がらせなど、精神的にも追い詰めてお金を巻き上げようとしてきます。これらは当然犯罪行為なので警察に届け出れば良いのですが、闇金にも独自のネットワークがあるのか、一度騙された方にはしつこく闇金業者が付け狙ってくる事が多いです。まずは騙されない事から意識しておきましょう。

闇金には絶対頼らないように

比較的審査が緩めのサラ金ですが、いよいよ追い詰められている人はサラ金の審査にすら通らないという方も多く、その行き着く先が闇金というのも良くある話なのです。ゆえに闇金に引っかからない事もそうですが、そうなるまでお金に困るような生活をしないように心がけておきましょう。

どんな借り入れもどうしても必要にならない限り、無駄遣いしないというのが鉄則です。この無駄遣いが闇金へ続く道だと思っておきましょう。

解約も上手く使おう!不要な枠を手放すメリットとデメリットとは?

場合によっては解約も検討

サラ金で借り入れ枠を作るという事は、一昔前のバブルの時と違って貸す側も慎重になっています。銀行に比べて審査が緩いと言われているサラ金においても、昔に比べれば随分と審査も厳格になってきました。

審査において良く見る項目と言えば、信用情報における借り入れの有無です。すでに借り入れがあるという事は支払いを続けているという事なので、今から借りて返済する場合、支払い能力に疑問を持たれてしまう事になります。借り入れや返済状況は常に信用機関に保管されている為、こればかりは完済するまではどうしようもありませんね。

そして借り入れ枠がすでに存在している場合、それだけで当然総量規制に影響されますし、場所によっては借り入れ枠があって利用していなくても、借り入れているとみなす場所もあります。せっかく作った枠なので勿体ないと思うのも無理はありませんが、その場合は解約も検討してみた方がいいでしょう。
(⇒借り入れに影響を与える総量規制とは

解約によるメリット

基本的に解約は「せっかく審査を受けて契約した枠を破棄するなんていいところが一つも無い」という風に捉われがちです。実際に使わなくてもいざという時に置いておけるので、解約する事で出費の融通は利きにくくなります。
(⇒いつでも借りられるサラ金の魅力について

ですが、解約にもメリットはあります。それはまず最初に説明したような総量規制の兼ね合いですね。すでに借り入れ枠がある場合、新しく借り入れ枠を作ろうとしても総量規制が働けば満足のいく枠にはなりにくいです。その場合は古い枠は無い方がより良い枠に繋がる可能性が高いのです。

また、自制できる人なら効果はそこまで高くありませんが、複数の枠を持っているなら不要な枠は解約しておけば使い過ぎの防止に繋がります。自制に自信が無い場合、どうしてもあればあっただけ使いそうになるのが人間というものです。そんな事にはならない…と断言できないなら、いっそのこと解約する方がリスクは大幅に減らせるのです。

メリットとデメリットを見比べて解約を決めよう

このようにサラ金解約にもデメリット以外があるのが理解いただけたとおもいますが、解約してしまえばまた作らないと使えないのは事実です。手放しても問題の無い枠か否かはご本人にしか分かりませんので、きちんと不要であると断定できてからの方がいいでしょう。

作るのには手間がかかり、解約はすぐに済ませる事ができます。それを肝に銘じておきましょう。

サラ金に担保は要るの?無担保と有担保の違いを分かりやすく解説!

信用貸付とは

サラ金は信用貸付と呼ばれている存在です。信用貸付というのは文字通り借り入れ枠を信用によって審査にしてから与える方式で、それまでの貸し付け業と異なる方式でありました。カードによる利用は大抵がこの信用貸付ですね。
(⇒カードで行うサラ金とは

それまでの借り入れとは何だったのかと言うと、証書貸付と呼ばれている貸し付けが大半であり、借り入れるには毎回の審査が必要で担保の用意をしなくてはならないものでした。今でも使われている方式ではありますが、やはり世の中使いやすい方に利用が集中していくものでして、ほとんどの一般の方が使う借り入れと言えば信用貸付です。

この事から分かる通り、世の中の貸し付けは大抵が無担保と有担保に分かれています。基本的にすぐに利用できる身近な借り入れは無担保である事が多いですが、有担保を使う事も人生においては意外と機会が多いので、双方を簡単に説明しておきます。

無担保と有担保の違い

まず私たちにとって身近な貸し付けでもあるサラ金は無担保です。無担保というのは担保…借り入れに際して支払いをきちんと行ってもらう為に『万が一支払えなければ担保とした物の権利を渡します』というものです。使う場面によって多少のニュアンスは違いますが、基本的にそういうものだと理解しておきましょう。

この担保が要らないという事は借り入れの際に用意する物が少ないという事であり、便利に見えますね。実際に必要なのは信用貸付の名の通り信用を審査するので、審査にさえ通ればサラ金は使えるようになります。

そうなると銀行融資などの有担保は不便そうに見えますが、そうでもありません。担保という払えなかった時の保険を業者側が持っているという事は、貸す側としてもリスクが下がる分、金利などを安く抑える事に繋がります。住宅ローンなどの専用ローンだと購入する物件がそのまま担保になるので、場合によってはそこまで担保の用意に躍起にならなくてもいいでしょう。
(⇒サラ金と銀行融資を使い分けよう

担保の有無が違っても変わらない事

担保の有無というのは正直借り入れに際してそこまで意識しなくとも、必要に応じて説明をしてもらえる場合が大半なので、心配する必要はあまりありません。担保があろうとなかろうとお金を借りる事には違いなく、それは同時にお金を返す事でもあるのです。

その点さえ踏まえておけば問題ありませんので、自分がどんな借り入れをするかしっかり理解した上で決断してください。

サラ金の魅力を徹底解説!いつでも使える枠の魅力とは?

サラ金とそれまでの借り入れの違い

サラ金が爆発的に普及したのには、それまでの既存の借り入れには無かった利便性があってこそというのは大きいです。カードで行える借り入れというのも出た当初は驚きの発明とも言え、経済成長の一端とも言える存在感がありました。
(⇒カードで行える便利なサラ金

サラ金が消費者金融に改めた時代以降も金融業界は大きく進展し、お金を取り扱う業界ならではの成長を見せてきました。その成長には当然利用してくれる人が居てこそであり、利用者がいかに便利で手軽に使えるかという点で成長していくのが急務でした。

そんな中、銀行融資などの借り入れには無かった便利さを生み出したのが、借り入れ枠を常に所持しているようなシステムにする事でした。前述したカードという形態と非常にマッチしていたと言えましょう。
(⇒銀行融資はどういう時に使う?

いつでも使える借り入れ枠の魅力

この方式が出るまでは窓口に向かって相談の上借り入れが出来るというものであり、確かに相談できるのは良いのですが、急に必要になった時でも時間と手間がかかってしまう為、一般市民の生活のニーズにはマッチしない局面も非常に多かったのです。

それが今ではすっかり変わり、サラ金や銀行カードローンの基本的な形式でもある『常に備えとしておいておける借り入れ枠』が貸し付け業において主流となりました。今では窓口での相談をするのは、ほとんどの場合は事業用の資金などになっています。

具体的にカードを使った借り入れを説明するなら、契約以降は例えば10万の枠ならいつでもその10万内から借り入れが可能であり、5万借りたとして返済前に必要になれば、残りの5万内からならいつでも借り入れる事が出来るのです。

これはフリーローンなどにも見られる『決めた枠を貸し付けて以降は返済のみ、完済してまた借りたい場合は再度審査を受ける』という手間を大きく省いており、まさに使える予算の枠が大きく拡張された状態なのです。生活における急な出費でもある怪我などの治療費や入院などのニーズに幅広く答える事が、一般への借り入れ普及に繋がったのです。

便利なものこそ扱いには気を付ける

このようにサラ金というのは非常に便利ですが、その反面社会問題にもなったように、手軽に借り過ぎて返済ができなくなったというケースが急増してしまいました。現代では月々の負担を大きく軽減するシステムもありそうした方は減ってきましたが、やはり0にはならないのが現状です。

『いつでも使える』という事は『いつでも使ってもいい』というわけではありません。サラ金は使いどころを見極めてこそ真価を発揮するのです。

サラ金の利用は記録されている?金融情報が集まる信用機関を知ろう

金融情報は実は記録されている

サラ金というのは信用貸付というだけあって、借り入れ枠を作る際には信用に関わる情報が極めて大事になります。

これらの情報は借り入れを行っている業者だけでなく、申し込んだ際に他の業者が参照する事が可能です。だからこそ審査は迅速に行う事が可能であり、同時に虚偽の記載は不可能になっているのです。申し込みの際には正しい情報を正確に書きましょう。

では、その際に参照される情報はどんなもので、そしてどんな場所に保管されているのか?保管されている自分の情報を参照する事が出来るのも踏まえ、保管先について学んでおきましょう。

信用機関に保存されている情報

私たちの金融に関連する情報は、信用機関と呼ばれる場所にリアルタイムで保管されています。サラ金に申し込んだ場合でも業者がこの信用機関にアクセスし、申し込んだ人の金融に関わる情報を参照する事で、信頼実績などを確認するのです。
(⇒審査に関わる信用情報とは

金融に関わる情報と一言で言っても様々ですが、基本的には借り入れ枠に対する申し込みと利用状況、返済や遅延に関する事が主に審査に関係する事となります。これらの情報は必ずここに集まるので、もしも自分の金融に関する実績などが知りたいなら情報開示をお願いするといいでしょう。

特に返済の遅延は事故記録とも呼ばれ、一度でもあった場合には審査の際に大きな悪影響を及ぼします。それが複数回だと致命的とも言え、申し込みは原則諦めた方が良くなります。軽い気持ちで遅延をする事は絶対に無いようにしましょう。
(⇒事故記録が及ぼすサラ金審査への影響

逆に問題無く借りて返しての利用実績が記録されていれば、利用した金融業者以外にも良い影響を与えます。特に良い枠が欲しいなら利用実績というのは大きなファクターとなりますので、良い枠を作る際に長期的な計画があるなら、利用してからの申し込みや再審査などを検討してみましょう。

常に記録されている事を忘れずに

例えばお金があっても引き落としミスがあった場合、それでも遅延として事故記録にカウントされてしまいます。本人からすればちょっとしたうっかりミスでも、それは信用に傷を付ける理由になりえるのです。

そしてそれらの情報は常に記録されているので、返済途中の借り入れがある場合は油断する事の無いようにしておきましょう。

総量規制って何?借り過ぎに注意しつつ十分な枠を作るには

借り入れで身を滅ぼさない為に

サラ金という存在が悪いイメージを持たれていた時代においては、多くの方がお金を借りたのはいいものの返せず、破産していったという背景があります。基本的に借りたお金を返せないのは計画性に問題があるのですが、それでも金利や度を越した貸し付けなど、サラ金側にも問題が無かったわけではありません。

社会問題と言えるくらいに発展してしまった金融の関わる問題については、国が新たな決まりを設ける事で解決を試みました。金利についても大幅に引き下げられており、本当の意味でサラ金が消費者金融として生まれ変わったのは、この頃からと言えるでしょう。

その決まりの中でも特に強いとも言える力を持ったのが、総量規制と呼ばれる仕組みです。サラ金における破産を防ぐ為の決まりであると同時に、私たちの借り入れにも大きく影響する決まりです。内容についてはしっかりと理解しておきましょう。

総量規制の仕組みについて

総量規制というのは、一言で言えば『収入によって決まる借り入れの総合的な限度』です。ゆえに複数の借り入れ先から枠をもらっていたとしても、その合計で総量規制に引っ掛かるか否かが判定されます。

この総量規制というのはいくらでも貸していてその結果として返せなくなった人が続出した時代の対策で、まず収入という返済能力があってから貸すという仕組みになります。ゆえに自然と借り過ぎ防止が出来上がっているというわけですね。

この総量規制の目安は『借り入れ額は年収の三分の一』までとなっています。年収が300万だとしたら100万までの借り入れ枠が作れるという事になりますね。もちろんだからと言って必ず100万の枠が用意してもらえるわけではありませんので、そこは勘違いの無いようにしておきましょう。

例外として、銀行からの借り入れについてはこの総量規制の対象外とされています。すでに借り入れがあってどうしてももう一つ大きな借り入れが欲しいなら、銀行に申し込んが方が無難かもしれませんね。
(⇒銀行融資に頼る場合

総量規制があっても安心しない

総量規制があるからとりあえず限界まで借り入れ枠を作ろう…と安易に考えていませんか?例え年収の三分の一とはいえ、普段のお金の使い方が荒ければあっという間に返済に困窮する事になります。必要な分だけ作り、確実に返していくという事を忘れないようにしましょう。

総量規制はサラ金だけでなく、クレジットカードのショッピング枠も影響します。借り入れ枠というのは計画的に作っていきましょう。

サラ金はカードで動かす!その便利さとリスクを再確認しておこう!

サラ金の基本構造

サラ金と言うと悪いイメージがありますが、それは裏を返せばイメージが浸透するほど多くの人が利用したという事です。消費者金融と改めてからは、そうした悪いイメージも随分と払拭されました。
(⇒サラ金が消費者金融と変わったワケ

少々言い方が悪く聞こえるかもしれませんが、そうした悪いイメージがあったうちからも利用する方が多かったのは、ひとえに普及するほどの利便性を兼ね備えていたという事の裏付けでもあります。

サラ金と言えどきちんと返済さえしていれば問題ないように、使いこなせば便利な点が多いのです。その中でも特筆すべき点として、カード形態という形をとっているというのは見逃せません。

現在の借り入れの主流となったカード形態

カードというのは一言で表すにはあまりにも種類と形態が多いのですが、私たちにとってとても身近で親しみやすい存在と言えます。今現在の買い物というのはポイントによる還元があるか否かというのは焦点となっており、そんな社会においてはポイントを蓄積する為のカードを一枚も所持していないという方が珍しいですね。

そしてポイントとはニュアンスが異なりますが、サラ金というのも利用の際にはカードで借り入れを行う事が大半です。昔は窓口のみだった銀行の貸し付けもカードローンの登場により、大きく事業形態が変わったと言えますね。
(⇒サラ金と銀行カードローンの違い

このカードでのサラ金というのは、原則としてカードを発行すれば、それ以降は審査などは無く借り入れが行えます。ATMなどからの引出にしてもこのカードを差し込む事で取引が可能なので、窓口でのやり取りが必須だった頃に比べて大幅に手間をカットしていると言えますね。

その反面、カードを紛失してしまえば不正利用のリスクは急増します。手軽さというのはセキュリティ面においては多少の問題もあるという事は予め理解しておきましょう。

カードの管理は厳格に

個人情報周りに関して敏感な時代において、カードという形態には疑問をお持ちの方も多いかもしれませんが、それを差し引いてもこの利便性が無いと借り入れの利用が広まらなかったのも事実です。不正な利用に関しては管理をきっちり行う事で十分対処は可能です。

カード一枚に詰まっている情報や価値を考えれば、おいそれと軽んじる事は少ないと思われますが、それでも無くした際にはどれだけのリスクがあるのかを再確認しておきましょう。

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