サラ金や消費者金融で失敗・破産しない為に

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ギャンブルでの借り入れは論外!破産者にならない為に出来る事

射幸心に気を付けよう

射幸心という言葉をご存知ですか?射幸心というのは自分が思う所以外から湧いて出る幸運を求める気持ちであり、ことわざで言えば棚からぼたもち、それを求める心ですね。

偶然の幸運というのは『起こるかもしれない』という状況下に置かれた場合、期待値と呼ばれる発生率が低くとも「もしも起きたら?」と考えるだけで胸が躍ってしまうものです。むしろ、確率が低い方がより興奮を覚えるものでしょう。

射幸心を煽る事業としてはギャンブルが顕著です。形態こそは様々ですが、基本は『お金をかける事でそれが消えるかもしくは儲かるか』という状態に身を置く事になります。それゆえに好き嫌いが激しい業界ではありますが、かけたお金の分だけ偶然が起きた時の見返りが大きいので、非常に多額のお金が今日も動いています。

趣味で行い使う金額も自制できている人なら問題はありませんが、ついつい勝ち負けに関わらずつぎ込んでしまう人、さらにそんな人がサラ金などを使ってしまう可能性がある場合、極めて危険です。そんな場合はサラ金を使うという事がどういう事であるか、必ず考えないと極めて破滅が近くなります。

ギャンブルでサラ金を使うのは絶対やめよう

ギャンブルに留まらず、射幸心を期待するような『お金の動きが不安定な場所』に借り入れたお金を使うという事は、サラ金で多くの破産者を出した時代においても非常に良くあった事であり、社会問題にまで発展しました。それは現代においても同じことをすれば同じ結果になります。

儲けるかどうかが分からない、かけたお金でどんな利益が返ってくるか分からない場所にお金をつぎ込む人は、射幸心を煽られる事に弱い人が顕著です。そんな人は金銭管理も甘い事が大半で、ギャンブルに負けたら「次は借り入れたお金で勝負しよう」という風になってしまい、負けが続く事であっという間に絵に描いたような借金地獄に陥ります。完全な自業自得ですが、それでも返済が待ってくれるわけは無いのです。

もう言いたい事はお分かりだと思いますが、ギャンブルにサラ金の借り入れを使う事は借り入れ返済の為にサラ金を使う事と同じくらいNGな使い道です。自分で自分の首を絞めるような真似は絶対にしないで下さい。

ちょっとだけなら…という勘違いも論外

「それでも少しくらいなら借りて遊んでもいいのでは?」と事態を軽く見ている人も多いのですが、それで損失が出て一円でも返済時に足りない場合、当然金融事故記録として信用機関に残ります。それで生じるリスクは軽いものとはお世辞にも言えないので、ちょっとだけならという甘い考えは捨てきっておきましょう。

いっそのこと、ギャンブルがやめられないと言うのなら借り入れ枠自体を持たない方が敢えて安全な場合もあります。それくらい借り入れとギャンブルは相性が悪いと思っておいてください。

お金が無い状態で借りたらダメ?サラ金を利用できる状況を考え直そう

お金が無いという状態

人間誰もが一度は「もっとお金があればなぁ…」と考える事はあるでしょう。それは不自由したかどうかという事では無く、人間の人生においてお金という物がいくらあっても困らない物だからです。過剰に求める事で身を滅ぼすというのは珍しくも無い話なので、お金に関してはしっかりとした意思を持つようにしましょう。

そんな中『もっと』というよりも『お金が無い』という状態に陥るかもしれません。もっと欲しいというのは大抵は生活において最低限のお金がある場合を指す事が多く、お金が無いという状態はそうした生活においてもかなり切羽詰まった状態である事を指します。普通に働いていて贅沢さえしなければまずそんな状態にはなかなかならないものでありますが、お金に関してはどんなトラブルがあるか分からないので、誰もがそうなる可能性はあると言えます。

お金が無い時と言えばサラ金の出番…と思うかもしれませんが、それは多少早計かもしれません。「お金が無い時に使えないならいつ使えばいいの?」と思うのもごもっともですが、サラ金において大事な事も踏まえてよく考えてみましょう。

お金が無い=返済も出来ないなら要注意

今直ちにお金が無いという状態になったらば、サラ金利用前に考えたい事が『今は無くとも返済日には必ず間に合うか否か』という事です。勘違いされがちですがお金が無いという事は返済出来ないという事ではありません。自分の状況について考えてみましょう。
(⇒サラ金を返済日に返す事の重要性

例え今はお金が無くてサラ金を使ったとしても、給料日などの兼ね合いで返済日までにお金が用意できるなら、借りる事には問題はありません。むしろそんな状況に対応する為にサラ金と言う自由な借り入れ枠があるのです。

ですが、今も今後もお金が無い状態が続くというのであれば問題です。今を凌がないと明日が無いのは事実かもしれませんが、明日以降に返済の手立てが見つからない状態でお金を借りるという事は多大なリスクがあります。何故そんな状態なったのかという理由にもよりますが、返せないのに借り入れるという事は基本的なサラ金の利用法に反しています。返せなかった場合、様々な問題が生じても文句は言えません。

そこまで追い詰められてしまっているなら、借り入れに頼る前に親族に頼るなどして生活基盤を整える方が先決となります。サラ金の借り入れはあくまで『収入があって返済もできる人が一時的に借り入れるもの』である事を忘れないようにして下さい。

収入の確保が急務

今お仕事をされていて収入もあるなら大抵の場合は借り入れても問題にはなりませんが、リボルビング払いの最低額のような低負担でも返せない状況では、借りる事が逆に金銭的な致命傷に繋がりかねません。それだけは忘れないようにしておいてください。
(⇒リボルビング払いの負担の少なさの理由

もしも事前に借り入れ枠を作っておいて今現在失職し収入が無いなら、借り入れるよりも収入の確保を最優先として下さい。収入の有無がサラ金利用の可否である事は絶対と思った方が失敗はしなくて済みます。

家計の管理は借り入れを制す!家計簿を付けて失敗の無いサラ金利用!

お金の管理は普段が肝心

サラ金を使うにあたって「いつもよりも金銭管理を厳しくしよう!」というのは非常に良い心がけです。具体的に何か出来なくとも、そうやって意識が変わるだけでも全然違います。簡単で誰でも始められる借り入れ前の心構えとしても重要なので、是非借り入れ前は自分に言い聞かせるようにしたいですね。

ですが、それが借り入れを行っていない普段からのものなら、効果は格段に上昇します。サラ金を使って失敗する人は自分のお金と借り入れの区別が苦手な方が多く、そうした方は往々にして普段からお金にルーズになってしまいがちなのです。

意識だけでなく実行した時にしておきたい事として、家計簿を付けるという事が挙げられます。家計簿を付けた事が無い方は「家計簿を付けただけで何か変わるの?」と思うかもしれませんが、すでにその時点で意識の差に大きな隔たりがあります。借り入れに関しても金銭管理は必須なので、どれだけ家計簿が重要なのかを見ていきましょう。

借り入れは家計簿で管理する

まず家計簿を付けている人というのは意識が違うと申し上げましたが、その違いがどこに出てくるのか?やはり顕著な部分と言えば貯蓄額でしょう。家計簿を付けている人とそうでない人ではその貯蓄額の差が数百万単位で空く事も珍しく無く、家計簿を付けている人が如何に無駄を省こうとしているかが良く分かる結果です。

それが借り入れに関して何の役に立つかと言いますと、貯蓄というのは言ってしまえば『自由に使える貯めこんでいるお金』です。その貯めこんでいるお金を『自由に返済にも充てられるお金』であると考えれば、如何でしょうか?

そう、借り入れ時にも家計簿を付けておく事により、無駄を省いて返済に回せるお金が増やしやすくなるのです。それどころか意識の違いゆえにサラ金を使おうとしても『これは本当に必要な借り入れなのか?』と確実に考えるようになります。サラ金を極端に渋るのは宝の持ち腐れですが、サラ金の無駄使いを減らすのは失敗しない為に非常に重要です。

当然節約で余ったお金は任意返済に充てても良いし、大体どれくらいが安定して浮くかが分かるなら月々の支払い分を増やして返済ペースを調整する事も可能です。家計簿はあらゆる面でお金に関して有利に事を進めやすくなるのです。
(⇒任意返済で返済を確実に楽にする

家計簿は普段からが大事

一応借り入れをしている間だけ家計簿を付けるというのも一定の効果は期待できますが、やはり普段から付けている方がサラ金の利用頻度や返済計画の構築などで大きくお得に繋がりやすいです。サラ金がきっかけで始めた家計簿ならば、返済後も継続して付ける事をオススメいたします。

家計簿が続かないという方はエクセルやパソコンのアプリケーションを使う事で大幅に簡易化が可能です。環境が整っているなら是非使ってみましょう。

借り入れの混同は厳禁!自分のお金とサラ金の枠を区別して考えるには

金銭管理と把握は借り入れに必須

サラ金というのはそれまでの借り入れのイメージである『借り入れとは会社などを経営している人が使う物』から一変させ、サラ金は確かに『消費者でも使える借り入れ』としてその地位を確固たるものとしました。今現在ではサラ金は消費者金融と呼ばれているのは、そのかつて打ち立てた概念の名残とも言えますね。

消費者でも使える借り入れというのは同時に『ほとんどの人が使える借り入れ』という事にもなり、審査などもあるとは言え仕事をしている方や働いている方の配偶者などであれば、基本的にほとんどの人が枠を作る事も使う事も出来ます。返済能力さえあればサラ金は使えるようになると思ってもいいでしょう。
(⇒主婦が申し込むサラ金は配偶者がカギ

しかし、誰でも使えるという事は良いことづくめというわけでは無く、弊害も生み出す事になりました。たくさんの人が使えたとしても、その全ての人が等しくサラ金を適切に使えるとは限りません。ぎゃくにたくさんの人が居る分だけ、誤った使い方で破産する人も結果的に増えてしまったと見るべきでしょう。

そうして失敗した人は何が問題だったのか?それは金銭管理の甘さも関係した、サラ金の自分のお金感覚で扱った事が大きく取り上げられるでしょう。

サラ金は自分のお金では無い

やはり使い勝手の良さ、手軽さというのはどうしても意識的にも軽いものと取り扱ってしまうせいか、サラ金を自分のお金と勘違いして使う人が出てきてしまったのです。サラ金は借りたお金である事を理解するのが大前提の為、当然そのままで良いはずはありません。

サラ金を自分のお金感覚で使ってしまうと、枠にもよりますが普通よりも大幅に使える分が増えてしまい、その結果としてギャンブルなど大きくお金が動く娯楽にも借り入れを使ってしまう人が続出しました。これがサラ金が問題になった背景ですが、金融知識をお持ちの方なら「自業自得じゃないの?」と思うかもしれませんし、それも事実です。

こうした方に問題として挙げられるのは金銭管理の甘さです。サラ金で借りたお金まで借り入れとしてカウントしてしまうような、家計への意識の低さが必ずどこかに存在していまっているのでしょう。まずはそれを正さない限り、自分のお金もサラ金のお金と区別がつかないままでしょう。

ちょっと考えれば分かる簡単な事

借り入れ枠があると目先の欲にも流されてしまいそうですが、サラ金を普段使える枠に組み込まず、本当にお金が無いと困った事態になる時にアテにするようにすれば概ね問題は無くなります。当然の事ではありますが、人間は流されやすい生き物なので、お金に関しては常に高い意識を持っておきましょう。

他にも普段からレシートなどをきちんと取って置き集計する簡単な家計簿を付けるだけでも、その意識は大きく変わります。家計の把握も併せて行っていきたいですね。
(⇒家計簿で借り入れを変える

返済のための借り入れは絶対やめよう!破産に近付くその危険性とは?

決してしてはならない事

サラ金がかつて悪い印象を持たれていた時代があったように、金融関係の商品とも言える物は使い方を誤ると金銭的な破滅が訪れる事も少なくありません。お金というのは生きていく上で最低限は必要であると共に、その最低限以上の使い道についてしっかりと計画を立てないとならないのです。

サラ金は用途自由でいつでも使える借り入れ枠でありますが、同時に自由な分だけ自制が必要になるという事です。自由ゆえに具体的にどんな事がNGかは調べたり、或いは自分で決めて注意する他はありません。

そのNGとされる使い方のうち最たるものと言えば、やはり『借り入れを返す為の借り入れ』です。冷静に考えればそれがどれだけ危険かはすぐに分かるはずですが、お金に追い詰められてしまった人は総じてこの冷静さを欠いてしまいがちです。事前に危険とされる内容を見つめ直し、どんな状態でもタブーだけは犯さないようにしましょう。

返済の為の借り入れが危険な理由

一昔前にサラ金が危険視されていたのは最初にご説明しましたが、破産者を生んでしまった背景にこの返済の為に他の会社からお金を借りて…という事が非常に多発したのです。今現在では法定金利の引き下げなどにより大きく減りましたが、それでもお金に対してルーズな方はこの愚を何度も犯してしまいがちです。

返済が間に合わないから余所から借りて…という事が何故危険なのかと言いますと、その返済の為に借りたお金にも当然金利が発生するという事が第一です。本来返済に用意するお金は自分のお金なので金利は発生していないお金であり、結果的に借りて返す事で金利が発生する分、より返済が大変になるのは明白なのです。

そもそも、近頃のサラ金にはリボルビング払いなどが用意されており、月々少額からの無理の無い返済も可能なのです。その返済にすら間に合わない状態で借り入れというのがどんな結果を生むのか、それは火を見るより明らかです。まずは早く返済することなどは考えず、最低限にまで支払額を引き下げて、家計の管理を厳格にしておきましょう。
(⇒返済のスピードは慎重に設定しよう

返済は必ず自分のお金で行う

今回の事を総括するなら『返済においては自分のお金のみで行う』という事になります。一言でも分かるくらいに当たり前の事ですが、この当たり前の事すら忘れさせるのがお金に関する事柄です。まずはそれを根底として考えておきましょう。

こうして返済のための借り入れに関するデメリットを知ってみていかがでしたか?大げさに思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが事実なのでどんな時も忘れないようにして下さい。

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