サラ金・消費者金融の基礎知識・マメ知識

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消費者金融って何?サラ金と同等と言われる特徴を分かりやすく解説!

サラ金と同等の存在

サラリーマン金融、略してサラ金というのは世代による差こそあるものの、お金の借り入れとしての意味を持つ単語だというのは多くの方が知るところです。呼び方による印象が問題視されていますが、私たち一般からすれば意味合いさえ通じていれば大きな問題にはなりません。
(⇒サラ金の呼び方による意味合いの違いとは

そのサラ金の現代における呼び方として、消費者金融という呼称があります。これは業者側が推進している呼び方でもあり、多くの場合はこのように呼ばれています。若い方にとってはサラ金と呼ばれてもよく分からないと言う方も今となっては少なくないでしょう。

さて、この消費者金融というのはどんな特徴があるのでしょうか?サラ金と同等の存在である事も踏まえ、双方の意味を知る為にも、消費者金融と言う存在について学んでいきましょう。

消費者金融の特徴

お金の貸し付けと言えばやはり銀行の存在が大きく、現在においても大手の企業の資金はここから貸し出されていると言っても過言ではありません。事業用の資金なら銀行融資を頼る方が良い事が多いでしょう

それに対して消費者金融というのは、文字通り消費者…私たち向けの貸し付けをメインに行っています。銀行に比べて貸金業としての規格があり、事業形態としては似て非なる物となっているのです。
サラ金に適用される貸金業の規格とは

銀行を基準として考えた場合、消費者金融の特徴としては金利がやや高めになっているという事が挙げられます。金利が高いと実質的な私たちの負担も増える為、ここだけ見れば消費者金融の利点が無さそうに思えます。

ですが、その反面として審査が銀行ほど厳格でなく、無人機などの設備によって迅速な申し込みと借り入れができるという利点があります。『消費者』金融という呼称は伊達では無く、消費者である私たちに必要なタイミングでお金を融資してくれる存在と言えるのです。
(⇒消費者金融の便利な無人機を使ってみよう

消費者金融を理解し、サラ金も理解する

このように、消費者金融というのは借り入れ先として銀行とは違った特徴があります。サラ金もこの消費者金融の事を指している場合が大半となれば、そのまま同じ特徴が当てはまると考えていいでしょう。

サラ金で借りるという事は消費者金融で借りるという事です。その点を理解し、サラ金の特徴をしっかり把握しておきましょう。

チャンスを利用しよう!魅力的なサラ金のキャンペーンの数々について

利用できるなら是非利用したいもの

狙おうとしてなかなか狙えないものと言えば、キャンペーンを思い浮かべる方も多いでしょう。キャンペーンというのは商売などにおいて期間限定で行われるものが多く、事前告知無しで突発性が強いものも多々あります。

まだ金融関係について知識が少ない場合はあまり想像できないかもしれませんが、サラ金や銀行の貸し付け業務においても、キャンペーンが行われる事があるのはご存じですか?「お金を借りるのにキャンペーンなんてあるの?」と思うのも最もですが、きちんと存在しています。

お金の借り入れでキャンペーンなんてどんな事をするのか?そんな疑問にお答えしますので、是非借り入れ先選びの際の参考の一つとしてみてください。

サラ金はキャンペーンも豊富

まずキャンペーンというのは銀行よりも、サラ金の方が活発に行っている事が多いです。むしろサラ金は初回なら必ず恩恵が得られる、と言った物も多いので、その初回のみを目的としてサラ金の方から借りるという方も居ます。

キャンペーンの内容ですが、やはり金利に関わるものが特に多いです。一定期間内に借りれば決まった日にちの間だけとても低い金利で借りる事が出来たり、或いは完全に無金利になる、という事もあるくらいです。この無金利期間内で借りて返済まで済ませれば、実質的にこちらには何の負担も無いという事になります。
(⇒キャンペーンを利用して低金利でお金を借りる

その他にも提携している付与ポイントが増加したり、抽選で何かが当たったりと多彩ですが、どれも何も無い状態に比べて付加価値が増すのは確実です。キャンペーンは狙えない物も多いですが、タイミングさえ合えば是非活用したいですね。

また、キャンペーンのタイミングは大抵の場合は初回限定である事が多いです。初回の借り入れのみ一定期間金利は発生しない…といったように、新しい顧客獲得の為というのが業者側の意図と言えます。少数ではありますが、場所によっては特定期間なら何度でも無金利といった条件を目玉にしている場合もあります。その場合は無金利期間が終われば高めの金利などの条件がある事が多いので、利用の前には必ずキャンペーンの全容の把握をしておきましょう。

利用できる物は利用しよう

金利中心となってしまいましたが、それでもキャンペーンならではの魅力は伝わったと思います。何度も言うようですがタイミングが合えば良しといった風に使うのが基本なので、キャンペーンが目的で借り入れる事の無いようにしましょう。
(⇒サラ金を考えも無く借りる危険性

キャンペーンの恩恵は得られれば儲けもの、くらいに捉えておき、本当に借りたいサラ金を見つける事が第一とするようにして下さい。

サラ金とはもう呼ばない?現代におけるサラ金の呼び方と姿について

つきまとう呼称の問題

サラ金というのは、基本的に今では消費者金融と呼ばれています。理由としては様々にありますが、やはりサラ金時代につきまとっていた問題を断ち切りたいという意味合いも込められています。

とはいえ、ネット上で消費者金融の情報を検索してみると分かるのですが、今でもサラ金と呼んでいる場所は少なくありません。サラ金という単語から完全に置き換わったのは業者側くらいのもので、今でもこの呼び方は生き残っていると言ってもいいでしょう。
(⇒消費者金融とは何か

サラ金というのは本当に今でも意味が通じるでしょうか?多少細かい問題と言えますが、その真実の姿を知る為には必要な知識ですので、ご自分で情報を検索する場合に備えて理解しておきましょう。

サラ金の現在の意味を理解しておこう

まず、最初に申し上げた通り『消費者金融=サラ金』という事が分かっていれば、概ね問題はありません。別の存在と間違えて混同していなければ、情報を検索していても困る事はあまりないでしょう。サラ金と検索してみても消費者金融の情報が出てくるので、借り入れについてインターネットを利用して検索していても迷うような事は無いでしょう。
(⇒サラ金の情報はインターネットで集めよう

ですが、消費者金融側としてはサラ金という呼び方、そこから来るマイナスイメージを取り払いたいと考えています。ですので、店頭などで消費者金融の事をサラ金と呼ぶのは控えた方がいいでしょう。お互いに悪い印象を持たなければ、少なくとも不便な事にはなりにくくなるでしょう。

また、サラ金の意味を知らないままサラ金と呼ぶのも思わぬ間違いを生み出します。例えばサラ金を闇金と勘違いしてしまって思わぬ事態にもなりかねないのです。正しい知識は申し込み前にしっかりと身に付けておきたいものですね。
(⇒闇金ってどんな存在?

消費者金融と呼び方を統一しておく

サラ金というよりも、現代では消費者金融と呼んだ方が今では通じる場面も多くなっています。もちろんお互いに意味が通じているならサラ金と呼んでもいいですが、可能な限り呼び方は統一しておいた方が誤解を生みにくいので理想的です。

サラ金という存在は昔とは違いますので、しっかりと現代の認識を持つように心がけましょう。

サラ金の情報もインターネットで!検索で情報を探す時の利点と注意

情報を探すなら

サラ金を借りようか検討する場合、多くの方は事前にどんな業者がいいか、どんな条件で借りるべきかなど、気になった情報を調べていると思います。中には目に付いた業者にそのまま申し込まれる方もいらっしゃいますが、やはり今後の事も考えると、時間があるなら事前に知りたい事は調べておくべきです。

とはいえ、サラ金や銀行などの金融機関はそこまで分かりやすいパンフレットや本を出している事は少なく、調べようと思っても何を見ればいいのか、よく分からないと頭を悩ませてしまうかもしれません。

そこで利用したいのがインターネットです。インターネットと言えば回線や端末の用意が必須となりますが、今となってはほとんどの人が所持している携帯電話でもある程度の閲覧は可能ですし、スマートフォンならパソコン顔負けの閲覧能力があります。身近なネットに繋げる端末を用意してみましょう。

サラ金の情報はインターネットで調べる

そもそも銀行やサラ金はインターネットへの進出も盛んであり、申し込みなど一部の操作、或いはほぼ全ての操作をインターネット上で可能としています。それなら個人法人問わずインターネット上にサラ金の情報があってもおかしくはないですね。
(⇒サラ金申し込みにインターネットを使ってみる

実際にサラ金と打って検索するだけで分かりますが、数え切れないほどの情報が検索結果として出てきます。それだと逆に情報過多で絞り込みが難しいですが、それでも有意義な情報はかなり探しやすいでしょう。

特に有名な借り入れ先各社の金利などの条件をそれぞれ比較し掲載しているサイトは有用性が高く、まずは条件の違いからと考えている方にとっては便利です。特定の会社になんらかの思い入れが無い限り、より良い条件を備えている業者に申し込むのは鉄則です。

こうしたサイト以外にも実際に借り入れと返済を行ってきた実体験ブログや、もちろん公式サイトなど、種類は極めて豊富です。必要な情報に合わせて検索ワードも絞り込み、申し込み前や借り入れ前の疑問は綺麗に払拭しておきましょう。

インターネットで情報を探す場合の注意

サラ金に関わらず調べる情報全般に言えるのが『本当のその情報が真実か否か』という事です。中には詐欺業者が巧妙な文章でもって不正に誘導している場合も有り得ます。あくまでも情報の一つくらいに留めておき、その上で取捨選択を行っておきましょう。

疑い出せばキリがないですが、それでもインターネットでの情報検索はとても便利です。是非活用してここぞという借り入れ先を見つけましょう。

サラ金もインターネットで便利に!ネットを使って変わる借り入れとは

時代はインターネット

まだまだ古い手法や方式が残る日本ですが、それでも先進国らしくインターネットに関しては盛んに取り入れられています。IT系の企業は元より、普通の会社の事務においても少なからず使われており、経済を支える大きな力として社会に浸透しています。

様々な事を便利に変えたインターネットですが、それは貸付業においても多大な影響があったと言えます。銀行もサラ金もお金を取り扱うだけあって設備や技術なども最新の物を積極的に取り入れており、私たちのお金の借り入れに関わる利便性を大きく向上させました。

インターネットはサラ金をどのように便利にしたのか?それについて簡単にまとめて説明しますので、ネット環境をお持ちの方でお金の借り入れを検討されている方は、是非利用を検討してみて下さい。

インターネットが変えた借り入れ

まずインターネットが変えた事と言えば、やはり申し込み周りでしょう。申し込みというのは書面に記入し、さらに必要書類の写しなども用意して郵送、そして届いた時点で審査を開始…これでは審査開始までのラグを考えただけでも少し面倒に思えますね。

ですが、インターネットを通じて専用サイトから申し込めば、記入も楽で間違っても修正が容易、さらに書類の送付も可能なのでとても便利です。余計な外出をする暇が無い方でも、インターネットがあれば自宅で申し込めるのは大きな利点です。
(⇒インターネットで申し込みの全てを終えるには

そして電話確認が必要だった残高照会などの情報も、サイトにログインする事で自分の借り入れに関する情報が表示されますので、必要な情報が余計な待ち時間を消費する事もなく閲覧可能です。特に利用明細は紙媒体で発行されない事も多く、ネット環境の有無が時に大きな利便性の違いを生み出します。
(⇒サラ金の利用明細は必ず確認しよう

さらに同じサイト内で支払い方法の変更など、借り入れに関する操作も可能になっています。今月は余裕が無い…という場合にはアクセスしてから支払金額を最低限にする事により、臨機応変な返済も可能です。これも電話連絡などで取り合ってもらえますが、インターネットの方が待ち時間などは大きく短縮できるでしょう。
(⇒サラ金返済の支払い方法を切り替えよう

環境があれば是非利用したいインターネット

やはりパソコン操作の得手不得手などが影響する為、苦手としている方も多いインターネットでありますが、サラ金を利用する際には様々な面で便利にしてくれます。それに得手不得手と言っても基本的に検索が出来る程度なら問題無く使えるので、苦手意識がある方も一度は試してみるといいでしょう。

スマートフォンなどの影響もあり身近になったネット環境を、是非借り入れの利便性向上に役立ててみて下さい。

サラ金は借りても大丈夫?初心者にありがちな不安の正体とは

サラ金で借りるという事

何かの事情があってお金を借りなくてはならなくなった場合、サラ金から融資を受ける事を検討しなくてはならない場合もあります。サラ金と言ってよく分からない場合は、消費者金融と同等の単語として覚えておくといいでしょう。
(⇒消費者金融とサラ金の関係

サラ金から借りる際に、こう悩む方がいらっしゃいます。それは「サラ金で借りる事は悪い事ではないのか?」という疑問です。お金を借りるという事の本質を知っている方なら思いもしない悩みなのですが、まだ借りる前でお金の借り入れについて調べている初心者のうちは、ありがちな悩みと言えます。

確かにサラ金には悪いイメージが多いし、今現在は法定で定められた金利内で営業していますが、銀行などに比べてやや高めであるのは事実です。
(⇒サラ金と銀行カードローンの違い

ただ、悪いという意味でサラ金を表現した場合、それは違うと言えます。

サラ金を悪と決めつけない

悪というのを認められていない、違法性という意味で捉えるなら、サラ金を使うという事は決して悪い事ではありません。違法性のある借り入れと言えば、やはり闇金融を置いて他はありません。
(⇒闇金業者の危険性

その点、サラ金と呼ばれる現代の消費者金融は、違法性のある行為は一切していません。総量規制しかり、金利も全ては国が定めた基準通りに運営しているので、それを悪と呼ぶのはそちらの方が間違っていると言えましょう。
(⇒総量規制が生み出す制限とは

それに現在のサラ金は前時代の悪いイメージを払拭すべく、相談窓口の設置や女性専用の受付など、誰でも安心して使えるような取り組みをきちんと盛り込むようにしています。困った場合でも一人で悩まない為の配慮がされているのです。

悪いかどうかは自分次第

このように、サラ金自体が悪いという事は無いのですが、高めの金利のせいで返済が大変になるという意味で悪いと言っている方が多いのです。金利が高いと言っても法定内に収まっていますので、返済が大変に感じるなら計画性に問題がある場合が大半でしょう。

そう考えれば、計画性が無いと全ての借り入れ自体が悪になってしまいますね。そうならない為にも返済も見据えた借り入れ契約を事前にしっかりと考えておきましょう。

サラ金と言えば無人機!いつでも全ての操作が可能なその魅力に迫る!

サラ金独自の設備

銀行というのは昔から預貯金の管理だけでなく、貸し付けも行ってきたという実績があります。それゆえに今でも借り入れ=銀行融資と考えている方も多く、事実として銀行の借り入れ条件というのは、審査こそ厳しいものの借りられれば非常に便利と言えましょう。
(⇒銀行融資の利点とは?

そんな銀行と同じく今では規模が大きくなった貸し付け業者と言えば、やはりサラ金ですね。消費者向けに貸付業と呼ばれる借り入れに特化した業務を行っており、大手ともなればほぼ全ての都道府県に十分な営業所を構えています。地方によって業者を切り替えなくていいのは魅力でもありますね。
(⇒銀行と貸付業の違い

ですが、銀行に比べてサラ金というのは基本的に金利が高く、消費者金融となった今でも金利の違いによって選ばれない事も多々あります。金利が高いなら借り入れる意味はない…と良く決めつけられているのですが、実際は銀行には無い利点もある為、双方のどちらかが下位互換という事はありません。
(⇒金利によって決まる借り入れの価値とは

特に無人機というのは銀行にはなかなか存在しえないサラ金のメリットです。今回はその無人機についてご説明いたします。

文字通り無人で行われる業務

借り入れというのは昔で言えば窓口による相談と審査の上で結果が出るようになっており、お世辞にも借り入れまでが手軽とは言えませんでした。カードによる借り入れが台頭してからは紙面による申し込みに変わり、大きく便利になりました。
(⇒カードによる借り入れの使い方

しかし、それでも審査というのは紙面が届いてから、さらに営業日に進行する事もあり、スピーディーさにはまだまだ欠けています。年中受け付けてもらえてすぐに審査が終わる…というのが誰もの理想ですよね。

そこでサラ金独自とも言える無人機です。基本的にサラ金の営業所というのは無人で24時間営業しており、あらゆる業務を無人機で終わらせる事が可能です。ゆえにどんな時間であっても審査を受けて借り入れ枠を作り、その場で借り入れてから帰る…という事が可能なのです。これは土日祝日は非営業日となる事が大半の銀行とは大きな違いです。

機動性こそがサラ金の魅力

このように、サラ金の魅力というのは無人機を始めとした年中24時間対応してくれるという機動性なのです。お金というのは必要な時に必要な分だけ用意できるのが理想です。それを状況に左右されずに用意してくれるというのは、サラ金の大きな強みでしょう。

こうした強みを理解する前にサラ金を悪い物と決めつけるのはとても勿体ないので、状況によって銀行と使い分ける柔軟さも欲しいところですね。
(⇒サラ金は何故悪いと言われるの?

サラ金の悪いイメージを払拭!悪い印象を持ち続けられる原因を解明

印象の悪さはどこから来る?

サラ金の初歩的な知識通り、サラ金というのは現代においては消費者金融と呼ぶべき存在であり、業界においてはサラ金と呼ばれる事を良しとしない人も多くおられます。それだけ、サラ金という呼び方が悪いイメージを持たれてしまっているのです。

しかし、金融関連の知識がまだ浅い方にとってはサラ金の何が悪いか、理解に苦しむ事もあります。事実、サラ金を始めとした借り入れは使い方によって全てが決まるので、悪いイメージを持っている方は何も知らないか或いはきちんと金銭管理出来ずに困っている人のどちらかである事が大半です。

では、どうしてそのような悪い印象がサラ金に付き纏っているのか?今回はそれをきちんと理解しておきましょう。

サラ金の印象は過去のもの

サラ金…サラリーマン金融というのは、日本がかつて高度成長期に生まれた呼び方です。この時代は不況だった今現在と違い、文字通りの大量消費が節制という言葉を飲み込んでいました。

そんな時代においてはお金を借りてそれを元手にしての仕事なども非常に多く、貸す側も儲ける事を想定して躊躇なく貸し付けを行っていました。当然景気も良かったので金利も今現在に比べてすこぶる高く、それが常識としてまかり通っていたのです。

その貸し付けの中でも一般の方向けに普及していたのがサラ金でした。当時はそうした呼び名が正式名称となっており、今現在も消費者金融として大手となっている企業もそう呼ばれていたのです。まさにここまで見ると黄金期の景気が良い話に見えますね。

ですが、それは長く続きません。制限の無い貸し付けは無計画な人にも当然利用され、その結果として多くの人が返せないという状況が発生しました。さらに今となっては違法な取り立ても行われており、サラ金という言葉はあっという間にマイナスイメージが板についてしまったのです。
(⇒違法な取り立てを行う業者にご用心

しかしそれ以降は貸付業における法整備が進み、金利が下がり取り立てなどにもルールが制定されました。この頃からサラ金は消費者金融という名称を使いだし、今ではサラ金よりも消費者金融という呼ばれ方をしているのがほとんどとなりました。

昔のイメージを持ちすぎない事

このように、サラ金=悪いイメージというのは昔の利用者の方の失敗が生んだものです。仮に昔のサラ金を使った人の全てが計画的であったとしたら、恐らくこんなイメージは持たれていないでしょう。

それに加えて金利の引き下げや総量規制などもあるので、今となってはサラ金と呼ばれた業者も銀行と同様にルールを守って営業しています。実情を知る前から悪いイメージを持ちすぎるのは考え物ですね。
(⇒借り過ぎ防止の総量規制とは?

サラ金と銀行は別物?貸付業に分類される違いを分かりやすく解説!

規格による違い

世の中には似ているような業種がたくさんありますが、実際にはそのどれもが細かい意味で言えば違い、ある程度のカテゴリ分けにしたとしても、非常に多岐に渡っているのが実情です。

お金を貸してくれる業者というのも実に多種多様で、昔で言えば銀行くらいしか思いつかなかったかもしれませんが、今となっては借り入れ先は非常に多岐に渡っていると言えます。中でも大きい場所と言えば銀行、信販系会社、サラ金…消費者金融の三つと言えるでしょう。
(⇒サラ金は何故消費者金融と呼ばれるの?

その中でも銀行とサラ金は特に知名度が高いですね。借り入れ方法もカードによるものが主力というのも同じですし、条件の違いくらいしか内容にも見えます。
(⇒カードで行うサラ金の借り入れ方法とは

ですが、サラ金と銀行では規格が違うのはご存じでしたか?法定金利などはさすがに同じですが、銀行には銀行の、サラ金にはサラ金の独自とも言えるルールがあるのです。

サラ金は貸金業としてのルールが適用されている

サラ金はいわゆる貸金業という業種に属しています。貸金と聞くと銀行も同じ事をしていそうに感じるかもしれませんが、銀行はこの貸金業というカテゴリからは除かれています。あくまで貸し付けというのは銀行の業務の一部というわけですね。

貸金業の定義というのは、名前の通り消費者にお金を貸し付けるのを取り扱っている業者を指します。サラ金が消費者金融と名を改めたのも納得の結果と言えそうですね。銀行が貸し付けだけでなく預金口座開設や資産運用の手助けを行っているので、サラ金とは別物という考え方と思えば良いでしょう。

これらに属する業者には貸付業協会が目を光らせている事もあり、昔のような合法と違法のスレスレのような営業が出来なくなって、私たちにようやく身近となったと言えるでしょう。サラ金について疑問があればこの協会に問い合わせてみるのも手段と言えます。

どちらにせよ用途は同じ

貸付業と銀行にはこのように違いがありますが、借りて返すといった通常の利用だけならば、私たちにとってはさして違いはありません。特に滞りなく返済計画を立てられる人ならば、尚の事気にする事は必要無くなります。

ただ、問い合わせなどの際には知っておくと便利ですので、銀行とサラ金は業務としての規格が違うとだけは覚えておきましょう。

サラ金って何?何も知らない人でも分かる借り入れの基本を解説!

これからお金を借りる人に

人間が生きる為には、最低限の生活を維持できる程度のお金が必要となります。世の中お金が全てじゃない、というのは正しい事であると同時に、お金が無いと生きていけないという事実も理解していなくてはいけません。

お金を稼ぐ為の行為が労働であり、私たちは就学期を終えれば仕事に就き、そして生きる為のお金を得る為に働くのが当然の流れとなっています。労働で得た対価でもある賃金が生きる為に必要なお金となり、そのお金を生活費や娯楽などに使う事になります。

基本的にはそのお金の中でやりくりしていく事になり、例えば収入以上の製品を購入したいと思ったら、当然その場においては我慢する事になります。それが娯楽品などならともかく、生活必需品の類となれば八方ふさがりに見えますよね。
(⇒お金を借りるなら必要な出費に絞ろう

もちろんそうなった時の為の手段はあります。それはお金を借りるという事ですね。お金を借りるという事はやはり悪い印象を抱かれがちですが、生きていく上で借り入れというのは自然に作っている事が大半です。身近なもので言えば携帯電話の月賦料金も借り入れと判断されます。
(⇒私たちが気付けない借り入れと判断されるもの

中でも私たちに身近で利用しやすい借り入れどころと言えばサラ金です。サラ金、と一言で言われても何も分からない方もいらっしゃれば、詳しい意味合いも分からずサラ金に対して悪い印象を抱いている方も少なからずいらっしゃいます。まずはサラ金という物がどういう物かを理解しておきましょう。

サラ金とは何か

サラ金というのはサラリーマン金融の略称です。「借り入れについて調べていたけど聞いた事が無い」という方は、消費者金融と=の存在で考えておけば大体間違いありません。
(⇒消費者金融の特徴とは

サラ金は身近な存在ではありますが、かつての時代において悪いイメージが重なる出来事があり、それゆえに今では消費者金融へと名称が統一されつつあります。従ってサラ金という名称を無理に使う事はありませんが、今でもこう呼ばれている場所は少なくありません。なのでまずはサラ金と消費者金融が同等の物である事は理解しておきましょう。

サラ金は悪い物として非難を浴びている場所も多く「それなら他の場所で借りればいいのではないか?」と最初は思うかもしれませんが、お金を借りるという事はサラ金でも銀行でも総じて『使い方次第で便利にも不便にもなる』という事はまず最初に理解しておいてください。
(⇒サラ金と銀行融資の違い

サラ金は必要に応じて使おう

何も知らないうちから悪いイメージを持ってしまえばサラ金というのはさながら違法のようにも聞こえますが、現代においては『銀行とは違った便利さがある借り入れ先』というのが正しい認識です。
(⇒サラ金と違法業者の違いを見分けよう

必要に応じていつでも使えるように、今後の記事にて正しいサラ金への知識をしっかりと身に付けておきましょう。

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