サラ金と銀行は別物?貸付業に分類される違いを分かりやすく解説!
規格による違い
世の中には似ているような業種がたくさんありますが、実際にはそのどれもが細かい意味で言えば違い、ある程度のカテゴリ分けにしたとしても、非常に多岐に渡っているのが実情です。
お金を貸してくれる業者というのも実に多種多様で、昔で言えば銀行くらいしか思いつかなかったかもしれませんが、今となっては借り入れ先は非常に多岐に渡っていると言えます。中でも大きい場所と言えば銀行、信販系会社、サラ金…消費者金融の三つと言えるでしょう。
(⇒サラ金は何故消費者金融と呼ばれるの?)
その中でも銀行とサラ金は特に知名度が高いですね。借り入れ方法もカードによるものが主力というのも同じですし、条件の違いくらいしか内容にも見えます。
(⇒カードで行うサラ金の借り入れ方法とは)
ですが、サラ金と銀行では規格が違うのはご存じでしたか?法定金利などはさすがに同じですが、銀行には銀行の、サラ金にはサラ金の独自とも言えるルールがあるのです。
サラ金は貸金業としてのルールが適用されている
サラ金はいわゆる貸金業という業種に属しています。貸金と聞くと銀行も同じ事をしていそうに感じるかもしれませんが、銀行はこの貸金業というカテゴリからは除かれています。あくまで貸し付けというのは銀行の業務の一部というわけですね。
貸金業の定義というのは、名前の通り消費者にお金を貸し付けるのを取り扱っている業者を指します。サラ金が消費者金融と名を改めたのも納得の結果と言えそうですね。銀行が貸し付けだけでなく預金口座開設や資産運用の手助けを行っているので、サラ金とは別物という考え方と思えば良いでしょう。
これらに属する業者には貸付業協会が目を光らせている事もあり、昔のような合法と違法のスレスレのような営業が出来なくなって、私たちにようやく身近となったと言えるでしょう。サラ金について疑問があればこの協会に問い合わせてみるのも手段と言えます。
どちらにせよ用途は同じ
貸付業と銀行にはこのように違いがありますが、借りて返すといった通常の利用だけならば、私たちにとってはさして違いはありません。特に滞りなく返済計画を立てられる人ならば、尚の事気にする事は必要無くなります。
ただ、問い合わせなどの際には知っておくと便利ですので、銀行とサラ金は業務としての規格が違うとだけは覚えておきましょう。