大企業でも油断は禁物!勝手に名前を偽る違法業者の悪質な実態暴露!
名は体を表す?
借り入れ先を選ぶにあたって良く見ておきたいところと言えば、何はともあれ名前の確認と言えましょう。名前なんて一目で…と思うかもしれませんし、他にも見ておきたい借り入れ先の基本的な条件というのはたくさんありますね。
どんな業界であれ大手だとその存在感は圧倒的になり、例え関連する業界について知らなくとも名前だけは…という方も多くなります。それだけ多方面での展開や宣伝、或いは口コミなどで伝わっていきやがて利用されるので、借り入れ先においても大手しか利用するつもりが無いなら改めた確認なんか要らないと思うでしょう。
しかし、その思い込みが違法業者の狙いである可能性は決してないとは言えません。何故かと言うと、名前に関わる詐称で違法業者から借り入れてしまったという事例があったからなのです。名は体を表すと思い込む前に気を付けたい金融業界について学びましょう。
その借り入れ先は本当にあなたが知っている会社?
借り入れ先については大手であれば営業所を目立つところに構えつつテレビCMでもお馴染みな事から「まず間違う事は考えられない」と思うのも無理はありません。事実サラ金であれば特に宣伝には力を入れており、私たち消費者の目に付く機会も多いです。
ですが、借り入れ先の中には『有名な企業の部門の一つとして貸し付けを行っている』場所もあります。大手複合企業だったら全く関係ない分野に参入する事も珍しく無く、今まで聞いた事が無かったとしても見かけたら早々に信じてしまうかもしれません。
そして、その大企業への信頼を狙っている違法業者も居ます。確かにすでに存在している金融会社の名前をそのまま使う事は少ないですが『大企業ながらも今まで金融業界に参入していなかった企業の名前を冠する借り入れ先』が登場すれば、前述の通り疑う前に信用が先行しても珍しくありません。
そう、それが闇金業者の巧妙な手口であり、金融部門を持たない大企業の名前を使っていかにも関連会社を装い、多くの人に違法な貸し付けを行うのです。一時期この手法を利用した詐欺が広まり、多くの人が騙される事態となりました。今では随分とそのような詐欺も減ってきましたが、まだまだ油断できるような状況でも無さそうです。
聞いた事の無い名前は有名でも疑おう
私たちを騙すだけでは飽き足らず、大企業の名前まで貶める詐欺行為は許されるものではありません。もちろん名前を偽っただけで真っ当な条件であるはずもありませんので「あれ?この企業って貸し付けやってたっけ?」と思ったら先に確認をするようにしておきましょう。
これからも似たような詐欺が出てくる可能性は捨てきれませんので、大手の名前が付いているからと鵜呑みにし過ぎないようにして下さいね。