勝手に貸し付けてくる闇金業者への対策

巧妙な闇金に対抗しよう!勝手に貸し付けて取り立てる手段への対策法

巧妙化する闇金の手口

嘆かわしい事に、詐欺で利益を上げようとする人間というのはどんどんとその手法を思いつき、違法な利益を上げようと日々巧妙化させています。現実に成り立っている商法の中には多少怪しい部類も存在していますが、違法な業者というのは存在自体が犯罪なので、一切の弁解の余地はありません。

一昔前は闇金業者と言ってもお金を超高金利で貸し付け、返せないとなると違法な取り立てを行うだけの存在と言えましたが、この闇金業というのも随分と様変わりしてきました。古い闇金の知識のまま現代を生きていたら、時に足元をすくわれる事もあるでしょう。
(⇒闇金とはどんな存在?

今回はそうした違法な貸し付け業者の中でも近年目立った方法をお教えします。金融や法律に詳しくないと思わず騙されてしまいそうな方法ですので、自分の身を守る為にも事例の一つとして頭の隅にでもいいので置いておいて下さい。

強引に貸し付けてきたお金は借りた事にはならない

お金の借り入れの大前提として、自分が必要で借り入れを行うという事があります。借り入れ用のカードを盗難されて使われた場合などはまた規約の兼ね合いなどで異なりますが、自分が必要という意思をもって、自分で借り入れないと基本的に返済の義務は発生しません。

しかしこうしたお金に関する知識にはばらつきがあり、詳しくない人も多いので、それを逆手に取った『何の連絡も無くお金を融資し、高金利で返済を要求する』という手法が一時期目立っていました。

もちろんこれは前述した『自分が行った借り入れ』ではありませんので利用する義務は無く返済する必要もありません。しかしながら『借りたお金は返さないといけない』と普通の人ならつい考えてしまい、利用の有無に関わらず高金利で返済してしまったという方も多く、被害が続出してしまいました。

もう一度言うなら『勝手に違法業者が貸し付けてきたお金は支払う義務は一切ない為返済する必要は無い』という事になります。いきなりこの手口を使われると誰もが目を疑い焦るでしょうが、少し冷静になればこちらに一切の非は無いので安心してください。

正しい知識で違法業者を追い払おう

今回の事例から違法業者というのは実に多種多様という事が良くお分かりになったと思いますが、根底は『違法な行いをしているので法律の前ではただの犯罪者集団』という事から変わりません。今回の場合、振り込まれたとしても冷静に対処すれば問題無いのです。

違法性の高いお金に関しては正しい知識があれば犯罪に巻き込まれる確率はグッと下げられますので、是非今回の知識も自分の身を守る為、正しい金融業者を見分ける為に役立てて下さい。