借り入れの限度額と金利は何故繋がる?

何故借り入れの金利と限度額は繋がって変化しているのですか?

何で金利と限度額って繋がって変動し合ってるんでしょうか?
(⇒金利と限度額の切り離せない関係性

例えば限度額が最も低い状態になったとしたら、金利は最大限まで発生する事になりますよね?限度額が低いってかなり使い道が限定されるのに、それで金利も高いなら使いどころがほとんど無い気が…。

限度額が低くて金利も下げるなんて事は出来ないのでしょうか?併せてこちらについてもお答えをよろしくお願いします。

低金利で低限度額は利益になりにくいから存在は難しい

まず最初に言うなら、低い限度額と低い金利というのは両立する事はありません。どこの借り入れ先の限度額と金利のプランを見てもらえばわかる通り、限度額が上がるに従って金利も下がっているのが分かると思います。

またこの金利と限度額の繋がりというのは、一言で言うならサラ金といった貸し付け業者の利益に関係しているのです。利益に関係していると聞くとあまり良い印象は抱けないかもしれませんが、利益が出ない事には便利な借り入れのシステムも構築できません。ある程度は先に了承しておいてください。

で、どのような利益が関係して金利と限度額が変わるかと言いますと、金利というのは借り入れた金額に応じて変わる事が前提としてあります。これは借り入れ額が大きいほど発生する金利も上昇するという事であり、金利と言うのは業者の利益になる存在です。

例えば借り入れ限度額が低い場合、どれだけ金利を上げても最大限まで枠内を使っても、相対的に発生する金利というのはそこまで高い数値にはなりません。従って限度額が低い状態で金利を下げるとほとんど利益にならず、サービスの提供に支障を及ぼす事になるのです。

その逆に限度額が豊富だったら、例え金利が低くとも高額の借り入れをしてもらえれば、その分だけ金利が発生して十分な利益回収が可能なのです。むしろ限度額が高いなら金利を引き下げて使いやすくする事により、よりたくさん借りてもらいたいという意図もあるのでしょうね。金利が一日ごとの発生している事もあって、多額の借り入れの返済が長期化するのも、金利という利益に繋がっているので業者側としては期日さえ遅れなければ、返済はどれだけゆっくりであっても文句は無いのです。
(⇒借り入れ返済の期日を守るという事

このような関係性を考えれば、金利と限度額の変動にも多少は合点がいくと思います。低金利が欲しいなら必然的に限度額も豊富に用意してもらわないといけないのは不便かもしれませんが、限度額も多くて困る事はありませんので、是非両方条件が良くなるようにしてみたいですね。