利用無しは良くないの?今までの借り入れの有無が与える審査への影響
実績があってこその信頼
サラ金にせよ銀行融資にせよ、程度は違っても信頼実績というのは審査に際して重要になってきます。これを欠いてはなかなか最高の条件にたどり着くのも難しくなりますので、信用機関に残されている自分の情報というのは気になるところですね。
(⇒審査に関わる情報は信用機関に残されている)
信頼実績というのは、基本的に借り入れを利用し、問題無く返済する事で築かれるものです。一朝一夕では信頼には繋がらないように、この信頼実績というのも積み重ねが大事になってきます。最高の借り入れ枠が欲しい場合、時にはじっくりと利用計画を立てるのも大事になります。
そして信頼実績…金融関連について利用した事が無い場合は、貸す側からすればどのように映っているのか?勘違いされている方も多いこの事柄について解説します。
利用無しは信頼にはならない?
「自分は一度も借り入れを利用した事がないので、金融業者側も信頼できるはず」と考える方は多いです。確かに今まで借り入れの中で遅延などの事故記録があるよりはよっぽど良いですが、普通に借りて返してをしている人よりも信頼があるかと言えば、そうでもありません。
(⇒ブラックリストはなぜ事故記録と呼ばれるの?)
実は今まで全くの金融関係に対しての情報が無い方の場合、利用実績がある方よりも大体において信頼は低くみられます。借り入れはしないに越した事じゃないの?と思うのも最もですが、よくよく考えれば納得します。
利用実績があるという事は、ようは返済能力の裏付けなのです。返済能力というのはある意味貸す側にとっては最重要視する項目と言ってよく、これが実績という名で示されている場合、安心して貸し付ける事ができます。逆に利用が無いのは信用も未知数となりますので、不安になるのも仕方がない事なのです。
ただ、この利用実績というのは月賦などの買い物も影響していますので、30代くらいにもなれば大抵の人が知らず知らずに金融実績を持っているはずです。こうした買い物などについても思い出してみましょう。
実績は焦らずとも積める
そうなると実績が無い事に焦りを覚えるかもしれませんが、実績というのは狙って積むものではありません。ご自身の生活に応じて積むものなので、借り入れ枠を良くする為だけに借りる…なんて事はしないようにしたいものです。
基本的には機会があればついでに信頼も、程度の認識で構いません。まずは借り入れが出来たらしっかり返す事を念頭に置きましょう。