利用規約が失敗の元?一度は必ず見ておきたいその理由を解説!
軽視されがちな事
サラ金の枠を作るまでの手間は、昔の銀行の窓口からの融資しか選択肢が無かった時代に比べて、大幅に軽減されていると言えます。銀行もカードローンならサラ金並みの手間にまで短縮され、世の中は必然的に『早く使いやすく』という方針に移行している事が分かりますね。
(⇒銀行カードローンの特徴)
そしてそれは作るまでだけでなく、実際利用する段階においても同じです。近頃の借り入れと言えばほとんどがカードを使っての利用となっており、手軽で便利になりました。このおかげで借り入れという行為自体が身近になり、昔ほどの偏見も無くなってきたと言えましょう。
ここまで便利になった背景として非常に忙しなくなった社会情勢も多分に関係していると言え、日々の生活の中において借り入れ申し込みや利用に割ける時間が減っている事も窺えます。そうなるとその短縮傾向にあるサラ金の手間でさえ多少煩わしいと感じてしまう事があり、実際使う分に際して問題が無いと思えば、必要と言われている工程を軽視してしまう事になります。
中でも一番問題となっているのが利用規約に目を通す事です。実のところこの利用規約をきちんと読んでいる人の方が少数とも言われており、重要なものであるにも関わらず、かなり人が流し読みをしていればいい方となっているのです。
利用規約は何故読まないといけないの?
利用規約というのは、サラ金であればそれを利用するにあたって書いてある事を守らないといけないという決まりです。例えば借りたお金は期日に払うようにといった最も初歩的な事からサラ金の会社の体系など、それこそ「実際借り入れるのにここまで知る意味はあるの?」と思うような事も無いとは言えません。
ですが、気を付けて欲しいのが『利用をした、或いは申し込んだ時点で利用規約を読んで尚且つ同意したものと見なされる』事です。これももちろん利用規約内に書かれており、大抵は冒頭に書かれている事が多いです。
「どうせ利用する事になるんだからどちらにせよ同意しないといけない」と割り切って読まない方も多いですし、それで後になって文句を言わないならそれでもいいかもしれません。ですが、ほとんど無い事ですが『自分にとって見逃せない不利益を被る可能性がある文言』が記載されていた場合、どうなりますか?
それで利用したとしてもその可能性を肯定した事になりますので、後で何かあっても「読んでいなかった」では済まされないのです。もちろんこちらにとって過剰なリスクがあるならもっと最初に分かりやすく記載されている場合が多いですが、利用規約は非常に細かく、たくさんの事について書かれていますので、熟読していないと分からない事も多いのです。
最低でも一度は目を通す
実際読んでみても難しい言い回しで詳細が分からないなら問い合わせてみてもいいので、必ず自分の身を守る為にも利用規約は一度は全部に目を通しておきましょう。最悪の場合、自分に影響が大きそうな項目のみ覚えれば良いでしょう。
利用規約は手放さず手元に置き、いつでも確認できるようにしておきましょう。いざと言う時、自分に非が無いのを証明する場合にも役立つ事があります。