改定されたサラ金の金利から見える事

サラ金の昔

サラ金＝悪い金融業者というイメージは未だに根強く残り、お金を借りようかどうしようかを悩んでいる人を倦厭させる一因となっています。

確かに一昔前のサラ金というのは非常に高金利が多く20％を超す事もザラでした。当然そんな金利がバブル崩壊後などに返せるはずもなく、破産せざるを得ない人を多く生み出しましたのです。それに加えて金融業界への監視も甘く、不正な取り立てなどを行い業者までもが横行していました。今となっては不正な取り立ても当然犯罪行為であり、これを今でも行っているのは闇金業者のみでしょう。
（⇒勘違いされやすいサラ金と闇金業者の違いをチェック）

ここまでの高金利を押し付けられては、当然今でも返せるわけがありません。それはサラ金側も理解しており、自らを消費者金融と改めて以来、文字通り消費者に近い存在になる為に日々変わってきました。当然金利もそれに伴い変化してきました。

サラ金の現在

金利というのはお金を借りた以上、返済する額に加えなくてはいけません。言い方は悪いですが、私たち利用者にとっては実質的な負担となる値です。当然そうなると借り入れにおいて金利は低ければ低いほど良いのは間違いなく、昔の20％越えの金利なんて論外ですね。

ですが、今となってはそんな高金利の心配は必要ありません。消費者金融においても法定金利の上限は18％となっており、最悪金利が上限いっぱいになったとしても、十分払える値となっています。さらにリボルビング払いなどの無理の無い返済プランもある為、格段に利用しやすくなったのは間違いありません。
（⇒金利の上限と下限の違いを確認）

とはいえ上限が18％でも銀行に比べれば高めで、現在の基準で言えば多少借りるのを躊躇するかもしれませんが、下限においては銀行とサラ金は、実は劇的な差が無い業者もあります。それを踏まえてサラ金も申し込みの選択肢に入れてしまっても全く問題は無いでしょう。

サラ金の金利を恐れない

金利が高いとどうしても業者に対してのイメージが悪くなりがちですが、法定金利を守っているし、何よりは月々の最低支払額さえ満たしていれば、貸し付け業者側が文句を付ける事はまずありません。確実に返済できるプランでもって、無理なく完済まで辿り着きましょう。

金利が高くとも月々の支払額を調整すれば、いつかは必ず完済できます。まずはその事を理解しておきましょう。