事業者の強い味方！事業者金融に頼る際の注意点とは？
事業者にはお金が必要
お金の借り入れはサラ金や銀行カードローンの登場で一般の方にも浸透しましたが、元は働く為の資金確保の為に使われており、今でも事業者の方は資金を借り入れで確保している事も多いです。
（⇒サラ金と銀行カードローンはどっちが便利？）
事業者も消費者も借り入れには違いありませんが、用途の違いや必要になる金額も考えれば、事業者の方の場合はサラ金などで対応するには少々心許ないと言わざるを得ません。設備投資ともなると数百万単位で必要になる事もざらで、サラ金も限度額によっては対応できない事も無いかもしれませんが、現実的ではありませんね。
そこで事業者の方にも対応すべく用意された、事業者金融というものも存在しています。事業者の方で資金調達に悩んでいる場合、ここから借りられるという事を覚えておきましょう。
事業者金融とは何か
事業者金融というのは言わば消費者金融の事業者バージョンです。銀行が経営しているわけでは無く、事業者金融協会に属している存在となります。借り入れ先という意味では銀行融資と変わりませんが、サラ金が貸金業と呼ばれて銀行と分けられているのと同じような感覚で覚えておきましょう。
（⇒貸金業とはなにか）
事業者金融は事業向けの資金を貸し出しているだけあり、サラ金とは貸し付ける額が桁違いです。事業者の方は必要としている金額にもよりますが、基本的にはこちらに頼る事となるでしょう。太い枠は事業運営にとって欠かせない力になってくれます。
その反面、金利というのも消費者金融に比べてかなり高めとなっています。たくさん借りられる反面、事業が上手くいかないと途端に返済についても大変になっていきます。もしも有担保でも構わないというのであれば、銀行融資を受ける方が企業にとっては楽になる場合があります。銀行は企業に貸すなら上場しているか否かなどの審査が厳しいですが、その反面金利などの負担も少なく済むので併せて検討しておきましょう。
（⇒無担保と有担保の違いについて確認）
（⇒銀行融資の利点とは？）
事業者の方は必ず返済プランを確認
事業者の為に貸し出してくれる事業者金融は起業している方の味方なのは間違いありませんが、金利などから個人で使う借り入れよりもさらに返済はシビアとなっています。特に今現在は不況なので、事業者に貸すお金も審査が厳しくなっていますので、必ず借りる前に返せるかどうかの確認をしておきましょう。
経営している立場での返済は多少重荷になりますが、会社の為には仕方がありません。返済の為にもしっかりと事業を軌道に乗せたいところですね。