個人から借りるのは危険!?関係まで壊す可能性を十分考慮しよう!
お金の貸し借りは慎重に
金の切れ目は縁の切れ目…と言うと人の縁がお金に左右されているように聞こえて不快に思われる方もいらっしゃると思いますが、お金のトラブルが起きたせいで縁が切れる事が多いのは事実です。ちょっと前まで信頼していたのに、お金が絡んだ途端豹変してしまった、なんていうのは良く聞く話です。
ですので、例え知人間でもお金に関する距離感というのは重要です。お金を過剰に出すのも良くありませんが、お金に関して無頓着というのもトラブルの最たる要因です。互いに暗黙の了解が出来上がるような倫理観を持った付き合いが、お金に関しては重要な決め事と言えましょう。
そうなると気を付けたいのが個人間でのお金の貸し借りです。信頼している家族や友人との間柄ならお金に困っていたら助けてあげたいでしょうし、同時にお金に困れば真っ先に頼りたくなるかもしれません。しかし世の中にサラ金などの貸し付け業者が多数存在し、それらが頻繁に利用されている事を鑑み得れば、やはりお金の貸し借りはそうした業者から借りた方が後腐れが無いでしょうね。
個人間のお金の貸し借りは何故危険?
極端な話、個人間においてのお金の貸し借りにおけるルールというのは、当人同士が納得できればどんな条件であっても通る形にはなります。親子での貸し借りであれば金利などは取らない事がほとんどであり、それゆえに金銭的に余裕がある親が子供の借金の肩代わりなどは良く聞く話ですね。
ですが、その自由なルールでの貸し借りというのは裏を返せば借りる側がルーズになりやすいのです。家族だから、友人だからというのはお金の貸し借りにおいてはあまりにも生温い甘えと言わざるを得ません。家族だから当たり前、という意識を金銭感覚に持ち込めば返すのにも当然という感覚が働きにくく、それは本体サラ金などで借り入れる場合においては致命的ともいえる意識の低さです。
(⇒借りたお金をきちんと返さねばならない理由)
もちろんそうした個人間の貸し借りでも互いの意識がしっかりとしており、きっちりと返済してしまえば何の問題もありませんが、少しでも甘えがあるとルーズになるのがお金の問題なのです。個人間の貸し借りというのはこのように、その人の為を思ってした事であっても、互いの中に亀裂を生みかねない事だというのは重々承知した上で行わないといけないのです。
個人に頼る前にしておきたい事
他にも個人から借りる理由として「サラ金は金利が高そうで返せ無さそうだから」というのが挙がる事もありますが、最近のサラ金業者は金利も引き下げられており、同時にリボルビング払いなどの無理の無い返済が可能となっています。大切な人だからこそ、お金で迷惑をかけないというのも尊い意識なのです。
(⇒リボルビング払いは何故負担が少ないのか?)
もちろん数百円など生活に大きな影響を及ぼしにくい金額なら、互いが覚えていれば貸し借りしても大きな問題にはなりにくいです。数十万くらいから個人間の貸し借りのリスクが増大すると言えるでしょう。